2017年03月07日

卒業にあたって(コミュ障と演劇と)

演劇が好きです。わたしはコミュ障なので、たぶん演劇にはむいていないと思います。それでも演劇が好きです。大好きです。コミュ障のわたしは、クラスではとても無口です。たまに話してもあまり話がかみあいません。演劇部に所属していた時間は、そのコミュ障に打ち克つための、血みどろの格闘の時間だったといえます。演劇部に所属した2年と3ヶ月のあいだ、ほとんどの期間、部員はわたし1人でした。とはいえ、演劇は1人ではできませんから、キャストやスタッフとしていろんな人たちに手伝ってもらうことになります。手伝ってもらうために、みんなに頭をさげてお願いして回らねばなりません。そして作品ひとつを作りあげるためには、キャストやスタッフのみんなとこまやかなコミュニケーションをとる必要があります。これがコミュ障のわたしにとってはほんとうに大変なしごとでした。けれどもその過程で1人1人がかけがえのない存在となります。だれか1人が欠けても作品は上演できないからです。それが演劇というものだと思います。1年生のとき取り組んだ『繭の中』という作品は、キャスト2名でしたが、じっさいに台詞を話すのはわたし1人で、手伝ってもらった、もう1人のキャストは、フィジカルな動きのみでした。たしかに8役分の台詞を1時間話し通すのは大変なことでした。けれども、コミュ障のわたしにとっては2年生のときの『ジャスミンティの頃』という作品の方がもっともっと大変でした。本格的な2人芝居だったからです。対話にもかかわらず、相手役の台詞が聞けていない。聞いているようで聞いていない。ですから、多くの時間を「聞く」練習に割きました。いま振り返ってみると、そんな演劇漬けの日々をとおして自分がどこかしら変化したように感じます。たぶん、ほんの少しは成長できたのだと思います。演劇が好きです。大好きです。ですから、これからも、ずっとずっとつづけていきたいと思います。(中村恵)

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高文連から表彰

本日の表彰式では、中村恵が卒業にあたり、千葉県高等学校文化連盟から演劇部会における活動について表彰されました。いよいよ明日、卒業式。
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posted by コモン at 15:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする